愛犬エリィとわたし

【天国】愛犬コーギーと「1つ」になった日

ある朝、実家から突然の知らせ。

愛犬エリィが、危篤状態である、と。

あまりに突拍子もないことで、
寝耳に水。ということを肌で痛感した。

エリィは沖縄で、
わたしは神戸にいる。

この距離を、もっと、今、
この瞬間に「目の前」に行けたら。

叶わない願いを、
頭の中で消しては、願い、消して、
祈り、願い、また消した。

そうしてエリィは、
最期の瞬間を、
家族みんなに見守られながら、
わたしはビデオ通話で、終えた。

わたしの顔は
エリィにどう見えていたのだろう?

わかっている。

肉体を離れるだけ。
次元が変わるだけ。
永遠に魂はある。
またいっしょにいられる。
天国はここにある。

それなのに、
涙があふれて止まらなった。

笑顔で、見送りたい。

なのに、涙が、心が、
言うこと聞かない。

泣きながら、痛みながら、
ゆがんだ微笑みに映っていたと思う。

もっといっしょにいたかった。
もっと撫でてあげればよかった。
もっと時間をすごしたかった。

エリィ。エリィ。エリィ。

わたしの中の声は、
エリィ。エリィ。エリィ。

それだけをリピートしていた。

まるで、それしか
世界に存在していないかのように。

息を引き取る直前、
なんどか引き返したようだった。

父が涙声で言った。

「まだ行きたくないって」。

あふれる思いは、
痛みとなり、感謝となり、
幸せとなり、祈りとなり、
祝福となり、また悲しみとなった。

ぐるぐる感情がまわっていった。

「エリィ、ありがとう」
「エリィ、だいすきだよ」

電話ごしに、
わたしがエリィにかける言葉は、
なんとシンプルだったことだろう。

そんなことしか出てこないけど、
想いはきっと伝わっているはずだ。

エリィと過ごした思い出が
走馬灯のようによみがえってくる。

海辺の公園でエリィと
愛犬エリィ 南国も寒いでし
愛犬エリィとわたし
愛犬エリィ
エリィ Happy Birthday
モアイ像とエリィ
愛犬エリィとわたし

いつもハイテンションなエリィ。

写真を撮るのがむずかしかった。

ブレて、ぼやけてしまうので、
何度も撮り直したことも
あきらめたことも多々あった。

愛犬エリィとわたし

エリィ、エリィ、エリィ。

もっといっしょに過ごしたいよ。

制御を失ったホースのように、
涙はあちこちへ流れていった。

あれから、数週間が過ぎた。

初めはほんとうに辛くて、
なにも手をつけられない上に、
寝ても覚めてもエリィのことばかり考え、
ふと気が緩んだ瞬間に、
涙が決壊を破って溢れ出た。

眠れなかったし、
生命エネルギーが
どこか行ってしまったように、
気の抜けた時間を過ごした。

一日が長く感じたのは、
いつぶりだっただろうか。

何を見ても、エリィと重なる。

愛犬エリィ

街を歩きながら、なんども涙が出た。

徐々に、頭の理解を、
ハートにも感じるようになっていった。

「わたしたちは1つに統合したのだ」
「エリィはここにいる」

「今までは分離していた、体が」
「でも、エリィは次元を変えた」

「だから、永遠にいっしょになったのだ」

「一体となった。
これを喜びと言わずに、
何を喜びといえるのだろう」

と受け入れられるようになってきた。

今は、溢れるのは愛と感謝、
統合の喜び、時折、少しの涙だけ。

頭でわかっていても、
心がいうことをきかないこともある

というのを、これほど
身に染みたことはないかもしれない。

知識や神との対話で理解しても、
「感情」は別なのだ。

このような時、
死や魂への理解がないと、
非常に苦しい思いをすることだろうと思う。

これまでの人生で、
3匹の犬たちを、心の底から愛してきた。

ハピ子、むぎ、エリィ。

いや、今も愛している。

でも、今回、心の準備がまるでなかった。

「突然すぎる」
と頭も心も文句をいったけれど、
魂レベルではとっくに悟っていたのだ…。

ほんとうは、わかっていたのだ…。

なぜ、この記事を書こうと思ったのか…。

あれから・・・

エリィは、ココにいる。

ありきたりな表現だが、
「心の中で生き続ける」のだ。

エリィが肉体を離れた翌日、
母は家に入る前に、
エリィの「ワン!」を聞いたそうだ。

父は、
「エリィの匂いがする」と言った。

わたしは言った。

「エリィがいるんだよ」

「まだ天国に行っていないのか!」と父。

・・・ちがうよ、パパ。

天国はココにあるんだよ。

遠いところじゃないの。

ココにあるんだよ。

エリィもココにいるんだよ。

ほら、すぐそばに。

愛犬エリィとわたし

感じてごらん。

存在を見ようとしてごらん。

悲しんでもいい。

心を痛めてもいい。

ハートから泣いて泣いて、
感情が溢れ出していい。

存在はなくならない。

形を変えるだけ。

愛する存在は、
今もほらココにいる。

愛犬エリィ

すべては
パーフェクトなタイミングで起きていて
、

エリィの魂は、
肉体での体験を終えようと
このタイミングで還ることを
自分で決めた。

わたしはエリィの選択を尊重し、
受け入れていこうと思った。

エリィを愛しているから。
また会えるから。
1つになったのだから。

理屈を遥かに超えることを、
理由がよくわからないまま
受け入れていくのは、
なかなか難しいかもしれない。

でも、

エリィがやってきてくれたのは、
わたしたち家族と生きることを
望んで選んでくれたからで、
いわば魂の約束だったのだ。

愛犬エリィ

↑初めてうちに来た日のエリィ

すべてはひとつ

「すべてはひとつ」

これが真理だということを
改めて思い出していこうと思う。

エリィ。
わたしの愛しいエリィ。

またいっしょに散歩しようね。

素晴らしい時間を、
わたしに与えてくれてありがとう。

いつもそばで笑ってくれてありがとう。

どんな時も、かけよってくれた。

わたしに愛をいっぱいありがとう。

愛犬エリィ

1つになってくれて、ありがとう。

これからも、愛してる。

愛犬エリィとわたし

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