これは一つの魂の記憶です。
許可をいただいて、
ご紹介させていただいております。
(2018.5.25にアメブロで
掲載したものを再UPしています)
魂が震える前世療法♡エピソード
【森で迎えた死】
「キレイな森の中・・・」
初めての前世療法
3つ目のシーンで
死の場面をみるAさん。
光が差し込んでいる、と
優しい顔で呟かれていました。
「安らかな顔の自分がいます」
「周りに人はいますか?」
「・・・何人かが自分のために
祈りを捧げているようです。
でも、苦しそうではなく・・・
悲しそうでもなく・・・
死を迎えることは
理解されていたというか・・・
ひとりひとりが凛としています」
「あなたはどんな気持ちですか?」
「とても温かい」
「あなた自身も、
死を迎えることを知っているのですね」
「はい。
周りも自分も知っています。
私は年がきたので、死にました。
死は誰にでも訪れるもの。
怖いことではない。
こんなに温かくて気持ちがいい。
怖いことではないから、
失う悲しみに浸る必要はない・・・
私は、神の道を極めました。
神というのは、一人ではありません。
私たち一人一人が神であり、
神は内側に存在しています。
争いや雑念の中でも、
神を信じることは重要です。
私たちは高潔な魂・・・
海で生まれて海で死ぬ。
神の国は、海の先にある」
Aさんはこの時、
普段の口調ではないような
話し方をされていました。
じっくりと言葉を話し、
魂の温かさに浸っていました。
*
*
*
前世療法を終えて
今ここへ帰ってきたAさんは
スッキリとされていました。
「死は怖いものだったんです。
漠然と恐怖があって。
不思議ですが今はないんです」
死の場面、
ときいてAさんは内心、
恐怖を覚えていらしたかもしれません。
しかし、
見てみたい
という好奇心が恐怖に勝ったら、
不思議と恐怖が消えました。
わたしたちは誰でも生きて死ぬこと。
魂は永遠であること。
自分自身が神であること。
それは不変の真理です。
悲しみや痛みに浸ることは、
いくらでも可能でしょう。
一方で、
幸せや嬉しさも、
同じように自由に選ぶことができます。
あなたの意思次第です。
*
*
*
前世療法では、時に、
普段の自分ではない話し方を
される方もいらっしゃいます。
意識がありながら、
前世の場面を通して、
崇高な存在として言葉を残します。
その多くが、
わたしたちにも当てはまる
永遠の真理です。
海の水は、
当然ながら流れていきます。
同じところに留まることはありません。
諸行無常、と昔からあるように、
全てのものは過ぎ去っていきます。
全ては過ぎ去っていくものだ
と理解したとき、
大きな癒しが起こります。
*
死の場面を見たAさんは、
それまで抱いていた
死の恐怖をなくしました。
死は決して
禁忌でないことがわかりました。
自分を大切にし、
孤独ではなく愛を学びました。
死は肉体を超えた意識に戻ること
だと理解して、
周りの人の表情、
場所の静けさ、
光の明るさなどを認知されていました。
終わりは始まり。
抱いていた想いは、
Aさん自身に多くの花を咲かせました。