この映画を魂の視点で見ると、なおGOOD◎
それに、フランスらしい美しい風景が
おとぎ話のように胸にキュンと響きます^^*
お金よりも大切なものに気づく旅
ラッセル・クロウ演じるマックスは
ロンドンで働くバリバリの金融マン。
人に無神経で、生活の重点はお金を稼ぐことだけ。
ある時、突然、
叔父ヘンリーの遺産相続を受けます。
そこはかつて自分も素晴らしい時を過ごした
ワイン畑のあるシャトーでした。
マックスはプロヴァンスに出向き、
シャトーを売却する準備を進めます。
魂からのメッセージを無視するマックス
この時点で、
あちこちからシャトーを売らないほうがいい
という魂からのメッセージが発せられますが、
それに応える直感や真の望みを受け取るものの、
マックスは受け入れません。
「俺は金を稼ぐ男だから」。
↑自分のアイデンティティを決めている信念に固執。
わたしたちにもありますよね。
私はこういう人だ〜という定説が。
その信念こそが、
自分という人物・人生を作りあげています。
エゴは
「今までこうだったし、これからもそうだ」
と思い込ませますが、魂レベルではちがいます。
なぜかというと・・・
毎瞬の選択が人生をつくっている
今の選択が
「今までのあなた」と
「これからのあなた」を作り上げるからです。
わたしたちは毎瞬、
自由に選べる自由意志が与えられています。
私たちは波動レベルでは毎瞬、ちがう人物です。
選択を変えれば、無限に現実が変わってきます
(これがパラレルワールド)。
この素晴らしい可能性を
再び思い出すために生まれてきました。
フランスでの恋と気づき
この映画で一番心に残ったのはこのシーン。
マックスはフランスで恋した美女に
俺にはここの生活が合わないと言います。
it’s your life that doesn’t suit this place.
そうじゃない、
人生がここに向いてないのよ
と彼女は指摘。
その通り。
人生の舵は自分自身が握っているのです。
どこへ行きたいか?
どこへ向きたいか?
いつだって自分次第。
その結果、マックスは
プロヴァンスで恋人と共に過ごしたいという思いと
ロンドンでの人生に迷いが生じます
(本当の望みを見極めるチャンス到来)。
人生の選択と結果
ロンドンに帰ってみると
なんと共同経営者になるかどうかの
選択を迫られます。
人生の岐路、転換期。
「行動には結果が伴うことを知れ」
と上司に言われるのですが、
実は、人が発する声は、
自分の心が発しているメッセージ。
マックスの魂が
真の望みに導こうとしているのが見えます。
結果、マックスはトレーダーを辞め、
プロヴァンスの生活を選びました。
愛する叔父との思い出がたくさんある
シャトーと、ステキな恋人との生活を。
エゴのささやきと最終決断
最後に電話口でマックスの友人がささやきます。
「プロヴァンス生活は長続きしないぞ。
絶対に続かないぞ」
↑これはマックスの最終的なエゴの声。
エゴはいつだってネガティブなことを言って
不安にさせたり恐怖を植えつけたりするのです。
それでも、マックスは答えます。
そうか、じゃあまた会おうって。
真の望みに向かっている時、
エゴの声で邪魔が入ることがありますが、
自分の進む方を信じるという信念があれば、
迷わず前進することができます。
真の望みに向かって
最終的に、
マックスは本当に望んでいた生活を選びました。
愛する人との時間を大切にし、
本当の望みに気づく大切さを学んだと思います。
元々ロンドンにいた時のマックスは、
仕事上でも人間関係上でも人を小馬鹿にし、
職場の仲間を蹴落としたりしていたので、
与えたものは何倍にもなって、
何度も返ってくる(宇宙の法則)
と思われますが、
それでも、万事順調。
すべてはパーフェクト^^
魂は望み通りに進んでいるのでした。
この映画を見て、
フランスのシャトーに行き、
ワインを飲みたくなったのは
いうまでもありません!笑