【前世エピソード】「水の中の恐怖」〜船乗りのラストの航路〜

Short Story

これは一つの魂の前世です。

 

許可をいただいて、
ご紹介させていただいております。

 

 

(この記事は2019.3.28に
アメブロで掲載したものを再UPしています)

 

 

魂が震える前世療法♡エピソード
【水の中の恐怖】

「昔から、
水の中にある黒いもの・・・
排水溝の影や底などに対して
恐怖を覚えます」

 

Rさんは目線を落として言いました。

 

 

 

原因に覚えがない恐怖は、
前世からのもちこしであることも
考えられます。

 

こうしてRさんの魂の旅が始まりました。

 



 

「私は船の上にいます。

これから海を渡るところです。

 

私は船乗りのようです」

 

「私は男性です。

30代・・・35歳。

白いシャツを着ていて
きれいな青い目・・・

背が高くて立体的な顔をしています。

 

海の上はすごく気持ちがいい!」

 

Rさんの声のトーンが上がりました。

 

そこに恐怖はないようでした。

 

 

 

魂は幸せな気持ちを
呼び起こす必要がありました。

 

それは、
この後の死の場面に
深くリンクしているからーーー。

 

 

魂の記憶は、
必要な順にみせてくれるのです。

 

 

死の場面・・・

 

恐怖がRさんを襲い掛かりました。

 

 



 

 

「船が、転覆しました・・・

 

嵐で・・・

もう無理です・・・

 

助かりません・・・

 

海の中へどんどん落ちていきます」

 

声が震えていました。

 

深い悲しみとやりきれなさに
詰まった声でした。

 

 

生きたい・・・

 

もっと生きたい

 

子どもがいる。

家族がいる。

 

守れない・・・」

 

 

崩れ落ちそうな体に
ポタポタと落ちる涙。

 

 

そうして
魂は還るべきところへ還っていきました。

 

「魂の状態のあなたは、
次の人生へと生まれ変わっていきます。

次はどんな人生にしたいですか?」

 

わたしは尋ねました。

 

 

Rさんは泣きながら、でも強く、
ハッキリとした声でこう言いました。

 

「家族を大事にしたい」

「家族と楽しく生きたい」

 

Rさんの強い思いは、
使命のようにも感じられます。

 

 

もう恐怖はなく、
家族と一緒に過ごすことへ
とても愛を抱いているようでした。

 

 



 

今ここへ帰ってきたRさんは、

 

「スッキリした!!!」

 

とお顔をピカピカさせて
目を開いていらっしゃいました。

 

 

恐怖の原因がわかり、
また今世生まれた目的を思い出したので、
スッキリした気分になったのです。

 

もう恐怖を抱くことは
なくなるでしょう。

 

また恐怖を抱いたとしても、
パニックにならず、
自分で理解することができます。

 

セッションが終わっても
鮮明に思い出せるほどの
リアルな旅の記憶。

 

 

旅は、どんな時も発見があります。

 

 

魂が震える“前世療法”は、
あなたが
本来のあなたで生きるための旅。

 

 

肉体は今ここにありながら、
魂だけ旅に出ることができるーー

 

お土産は「人生最高のギフト」です*

 

 

 

旅に、遅いも早いもありません。

 

すべてはあなた次第♡

 

いつも、今がその時だから♡

 

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