わたしにとって占星術とは、
「人生の教え」のようなものです。
日本語でと書くと
「占い」という漢字は入るけれど、
英語では[Astrology]。
その語源は古代ギリシャ語、
古代ラテン語にあり、
Astro:
「星, 天体, 宇宙, 星状体」という意味
logy:
「学問」「学説」「文章」
「談話」「収集物」など
意味があるように、
現代の「天文学」に近い学問でした。
わたしが
「占星術」よりも、
「占星学」「アストロロジー」
といった呼称を好むのは、
そういった理由があります。
(日本人的には
「占星術」の方がわかりやすく、
イメージがしやすいため、
普段は便宜上それを使用します)
古代は
学問として浸透していたように、
哲学、科学、天文学などが
組み合わさってできた教えー
総合的な「人生を解くカギ」です。
もっと簡単に言えば、
「さらにピカピカ輝く自分」
を見つける一つの方法です♪
占星術は、
今までは気づけなかった
素晴らしい「無限の可能性」や
隠れた「素晴らしい才能」
「新しい扉」を見出すことで、
より自分らしく、
より楽しく、より豊かに、
人生をサポートしてくれるものです。
占星術は
「人生の設計図」ではありません。
当然ながらそれが全てではなく、
人生の「答え」でもないのです。
なので、
「占星術師に〜と言われたから〜」
「チャートがこうだから〜」
という考えを持たれてしまうと、
天の意図もしくは
チャートを解いた方の説明意図が、
ちゃんと伝わってないのでは
と思ってしまいます。
占星術は
「人生の設計図」ではなく、
「人生の羅針盤」。
設計者は、
最初から最後まで自分です^^
一つの考えに縛られると、
自由、創造性、柔軟性が損なわれ、
本来の自分ではなくなってしまいます。
だって、
わたしたちの本質は、
「愛」であり「自由」そのものだから。
3次元的に言えば、
地球という星に生まれたのは、
魂が真逆のものを学び、
本来の「愛」や「自由」を
もっと深めたいと考えたからです。
占星術は「人生の羅針盤」なので、
人生に悩んだり、
迷ったりしたときに「軸」となり、
「自分は本当は何がしたいのだろう?」
「どうやったらこの壁を打破できるだろう?」
「何をもって社会に貢献できるだろう?」
そんなふうに「原点」にかえって
「本来の自分」を思い出す
一つの方法なのです。
決して
唯一の方法ではありません。
自分を顧みることについても、
たくさんの方法がありますし、
「読み解いた時」と
「読み返した時」とでは、
状況や心境が変わっていますから^^
物事にはさまざまな角度があり、
それを理解するタイミングも
その時々で異なるでしょう。
占星術は「ワタシ取扱説明書」
何かを一生懸命しすぎることがある。
何かの理解がむずかしいこともある。
それが本物かどうか確信できないことがある。
どうすれば本当の生き方か迷うこともある。
365日×年齢
という長い時間をかけて、
他の誰よりも
「自分」という存在と
付き合っていくわけなので、
自分を理解することは、
一生の課題だと言えます。
これが、なかなかむずかしい・・・汗。
前進するために、
成長するために、
自分の取扱説明書があるとわかりやすい。
その「取扱説明書」が、
占星術でわかる出生図などであり、
それをどう使うか使わないかは、
その人次第♪
チャートの説明は、
すでにわかっていることもあると思います。
でも、それで良いのです^^
自分を理解するために、
新しい知識や
秘密のテクニックはありません♪
ただ、生きていると、
小さな大切な気持ちや
小さな大切な時間を
忘れてしまいがちです。
何が一番大切で、
何をどう活かしていきたいのか
それらを
時々思い出す必要があるだけなのです。
成長するために使う一つの指標。
わたしはそう捉えています。