本当の意味で、
人間関係とは「自分との関係」
のことだ。
なにが好きでなにが嫌いで、
どのような趣向があり、
どのような気持ちでいるか…
自分のことをよく知っていると、
自然と相手の立場や気持ちも
汲み取ろうとして、
結果的にそれが「配慮」となり、
「心地よい人間関係」となる。
人間は、
「共感してくれる人」が大好きだからだ。
Q.自分に一番近い人間は誰か?
学生時代、
ものすごく悩んでいた時、
唐突に、同級生にこう質問された。
「自分に一番近い人間は誰だと思う?」
一瞬、言葉を失った。
頭が真っ白になった。
しばしの沈黙の後、
わたしは
「仲の良い友達かなぁ」
とビミョーな顔で答えた。
すると、その同級生はこう言った。
「自分だよ」
わたしはその日、
言葉を2回目も失った。
なぜ家族でもなく、
友達でもなく、
「自分」なのか。
それは
「自分が一番、
自分との付き合いが長いから」だ。
24時間365日×年齢分、
「自分」という存在を見て、
聞いて、感じている。
これほど密着して
密接に関わっている人間は
他に誰にもいない。
間違いなく
同級生は「本質」を突いていたし、
今考えても正しかったと思う。
だから今も強烈に
あの日のことを覚えているのだ。
コミュニケーション能力の高い人がしている3つのこと。
自分とうまく付き合っている人は
コミュニケーション能力が高い。
そうした人たちは、
わたし調べで
以下の3つを主にしっかり軸にしている。
↓ ↓ ↓
①「正確な言葉」を使っている
②「自問自答」する時間を設けている
③「他者への配慮」を心がけている
①「正確な言葉」を使っている
語彙力が多ければ多いほど、
コミュニケーションは上手くなる。
気持ちや考えを表現するために、
ボキャブラリーが多いほど
有利なのは言うまでもないだろう。
コミュニケーションが上手な人は、
持っているボキャブラリーの中から
一番適格でふさわしい言葉を使おうとする。
これは・・・
なかなか簡単なことではない。
しかし、
言葉の定義を正しく理解し、
自分の気持ちを正確に伝えれば、
相手にも伝わりやすい。
※「伝える」と「伝わる」はまるで違う。
「伝えようとする」のではなく、
「伝わるように伝える」が
上手なコミュニケーションでの基本。
↑中国人のお友達宅でディナー♪
彼女はほとんど日本語を理解していませんが、
語彙力とジェスチャーで
コミュニケーションは無問題^^
②「自問自答」する時間を設けている
自分の質問に自分で答える習慣は、
相手の悩みや苦労に寄り添える
「共感力」にも直結する。
それだけでなく、
自問自答する習慣をもっている人は、
だれかの言葉や噂、
ニュースなどに惑わされることがなく、
基本的に自分で考えるので
「解決力」を持っていることが多い。
自問自答の習慣を何度も積み重ねれば、
「信念」となり、
「自信」へとつながる。
地頭力の高い人間は、
人をも動かす「影響力」を持つ。
③「他者への配慮」を心がけている
「配慮」というのは
非常にセンシティブなことだと
個人的に感じている。
ここでいう「他者への配慮」とは
なにかプレゼントを用意するとか
空気を察するとかいうことではない。
単純に、
「相手がどういう気持ちで話しているのか」
「相手がどちらの道に行きたいのか」
優先的に「相手の気持ち」を考え、
実際に聞いてみることだ。
これが上手い人は、
コミュニケーションが上手で、
「信頼関係」を築くことができる。
「以心伝心」「阿吽の呼吸」
という日本語があるように、
わたしたち日本人は
わりとそうした
「察し」が鋭いと言われる。
日本の美徳だと思うので、
こういう長所を
どんどん伸ばせたらと願う。
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以上が
「上手な人間関係を築いている人が
やっている3つのこと」。
他に挙げるなら、
④「自分の言葉」で話す
⑤「読書」をたくさんしている
など色々あるが、
それに関してもたくさんの情報があるため、
今回はこれにて終わり^_^
あなたが身近な人と、
温厚で安らぎを覚えるような
人間関係を築いていけますように。