日本酒に目覚めてから
一ヶ月も経たないうちに
神戸の酒造をほとんど制覇したくらい
熱はアツく、まだほとぼり冷めない。
わたしの人生は、
日々、さらに、楽しくなっている。
日本酒を知ったことは確かに大きいが、
それ以上に、
枠を外したことが
人生をさらに楽しくさせた。
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酒蔵めぐりだけでなく、
酒屋さん、日本酒の本、日本酒BARなど
わたしの知っていた神戸は
どんどん世界を拡げ教えてくれている。
神戸の魅力は
どんどん深まっていくばかりで、
今まで降りたことない駅や、
ローカルな場所を散歩がてら発掘し、
利酒などで新しい体験を自分に与え、
店主や酒蔵で日本酒の魅力を聞くと、
あの銘柄はどうかな。
山廃ってなんだろう。
合うアテはどうなんだろう。
と、
たった一つの枠を外しただけで、
新しい世界・新しい視野を
どんどん持ち始め、
世界を再創造していることが
本当に、本当に、楽しい。
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日本酒をきっかけに、
酒粕でおつまみやスキンケア商品まで
色々と手づくりしている日々だ。
今やわたしは
毎日、日本酒のことを考えている。
笑。
・・・と、アツい思いはさておき、
酒造めぐりは、
国内売り上げNo.1を誇る
白鶴からスタートしよう。
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白鶴はさすが。
資料館だけで圧倒的存在感。
広大な土地の中に、資料館があるのだ。
さすが日本一の生産量を誇るだけあって、
初めから圧倒されるような、
王者のような堂々としたたたずまい。
資料館の中は・・・
古来からの格好をした
リアルな等身大のマネキンが
酒造りを表現してくれていて、
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こんなに見応えがたっぷりあるというのに
入館無料という太っ腹。
さすが日本で一番売れている酒造。
もう、敬服するしかない。
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わたしがそれまで抱いてきた
日本酒のイメージといえば、
年配のオジサンが飲むアルコール臭の強い
お酒というより消毒液みたいな飲みもの
だった(笑)。
近年は、
若い人の日本酒ファンが増えているという。
美容、美肌、健康にも良いので、
それは頷けることだし、
なんにせよ日本酒は
日本独自の伝統文化だというのに
巷では
不健康な発泡酒やサワーなどが流行していて、
日本酒を置いていない居酒屋ばかりか、
日本酒を頼む20代・30代の世代を
なかなか見かけないのが事実。
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↑白鶴資料館の中の美人図
(こういうレトロな美人図は西洋と違って、
人間の色彩が赤、青、黄の原色を
わりと使っているような気がする。
存在感あるカラーにも
やはり白鶴の存在感は強いのだと思い知らされる)
わたしは、
日本酒を知ってこう思った。
日本酒を知らずして
日本人を終えるところだった。
本当にあぶなかった!
と。
趣味を兼ねた気分転換にもなり、
発掘がてら散歩するようになったおかげで
歩く量はここ一年で一番多くなり、
さらに健康的になっている。
白鶴資料館は入場無料だと先述したが、
何と試飲まで無料で与えてくれている。
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ありがたいことに、
三種類、無料で飲むことができる。
とても美味しいのだが・・・
有料試飲もすごくおいしかった。
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売店は広々していて、
いつ行っても(既にもう3回は訪れてしまった)
外国人が買い物を楽しむ姿でにぎわっている。
甘酒ソフトもおすすめ^^
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お土産は試飲したものを2本チョイス。
とても満足して
心いっぱいに満たされる資料館であった。
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白鶴は堂々とした風格の酒造メーカーだ。
恐れを感じない、いや、
数多くの恐れや苦境を乗り越え、
むしろ吸収し、
光や水という養分に変えて
美しい姿となって生まれ変わった
堂々たる威厳を感じる。
白い、つる。
白鶴はそうした意味の
白い光の姿ではないだろうか。
わたしはそう感じてやまないのだ。
いつでも、散歩がてらでさえ、
日本酒という魅力をいっぱいに感じたい時、
白鶴は大きい腕を開放して
出迎えてくれるだろう。
神戸の酒造めぐりはまだまだ続く。
GOING MY WAYなお酒の話
①長くなった前置き
②日本酒の5つの利点