これは一つの魂の前世です。
許可をいただいて、
ご紹介させていただいております。
(この記事は2018.11.20に
アメブロで掲載したものを再アップしています)
魂が震える前世療法♡エピソード
【数字で測る人生】
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「自分を愛するって何ですか?
なぜそれが大事なんですか?
どうやったら
自分を愛せますか?」
彼女はとても真剣な眼差しでした。
鋭い瞳、
やや怒りが込められている
強めの言葉でした。
「自分を愛することは、
ありのままの自分を受け入れることです。
ありのままの自分…
つまり、
笑ってる自分は好き♡
でも怒ってる・悲しい自分は嫌い!
というんじゃなく、
どんな自分も自分だと受け入れること。
人生は、
“ありのままの自分を思い出して、
自分の望みを叶えていく”
という魂の楽しみなのです。
ありのままの自分とは、
あなた自身がよく知っています」
「・・・」
彼女は、しばらく黙ったままでした。
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そして論を封じるかのように、
「私にはわかりません。
ありのままの自分ってどんな自分なのか」
と言いました。
「それは・・・」
わたしはゆっくりと話し始めました。
「自分の声を聞く時間を
十分に設けていないから、
見えにくくなっている状態です。
ちょうど車のフロントガラスが、
湿気の多い時に曇る感じと似ています。
外がどう見えようと、
運転者のあなたは変わらずあなたです。
その曇りをとってあげれば、
ありのままのあなたを見ることができます」
「どうやって?」
こうして
Mさんの前世療法は始まりました。
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*
*
*
「黒いスーツを着ている女の人が見えます。
メガネで、地味な・・・」
「周りに誰かいますか?
何か見えますか?」
「数字が…いっぱい。
不思議だけど、
その場所に数字が浮かび上がって見えます。
空中に電卓がある感じ・・・
何か計算していて、
難しい顔をしています」
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「そこはどこですか?」
「・・・アトランティス」
「あなたはアトランティスで、
何のために計算をしているのですか?」
「私はいつも数字を使っています。
数字は生活必需品です。
何をするにも計算して、
どんなことでも解いてしまいます。
私は、数字が得意な博士です。
いくつもの法則を発見しました。
数字で測れないものは、
ひとつもありません」
*
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アトランティス・・・
1万年以上も前に、
海に沈んだといわれる超古代文明。
機械技術の進歩が著しく、
コンピュータでの情報処理技術を
駆使していたと言われています。
そんなアトランティス時代、
彼女の人生は
「数字を極めた人生」でした。
皆が皆使えるわけではないという
その空中の電卓は、
彼女の右腕のように当たり前に存在し、
どんな鍵も開け、
どんな機械の故障も直していたようです。
彼女は数字を扱うことには
長けていましたが、
人との付き合いは
ほとんどありませんでした。
愛、幸福、感謝など
解の数字が統一でないものは、
どう扱っていいのかわからなかったのです。
彼女は孤独でした。
その人生で本当にやりたかったこと
それは、
「頭を動かすのではなく、
心を動かすこと」。
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自らの口からそう話したMさんは
口元から嗚咽がもれ、
涙も溢れでました。
「本当は・・・
私は・・・
疲れていたんです。
ただ毎日を機械のように
スケジューリングされて
同じような日々を送ることに。
アトランティスの人のように、
孤独の日々を淡々と過ごしていて。
本当の私は、
誰かと笑い合いたかった。
心から感動したかった。
そのことを思い出しました。
友情も感動も、数字で測れない。
心は測定不可能ですもんね」
*
あなたが本当にやりたいことは、
魂の望みです。
「お金が欲しい」
なぜ?
「恋人が欲しい」
なぜ?
「洋服が欲しい」
なぜ?
自分の本当の望みは何か?
「欲しい」を突き詰めていくと、
喜び、満足、幸せを得るためだと
気づくでしょう。
そして、遅かれ早かれ、
もうすでに得ていると気づくことでしょう。
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