これは一つの魂の前世です。
許可をいただいて、
ご紹介させていただいております。
(2020.3.28アメブロ掲載・再UP)
魂が震える前世療法♡エピソード
【幸せな女性の歩む道】
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「ここはヨーロッパのようです・・・
空を・・青空を見上げています。
ひんやりして気持ちがいい。
夏から秋にかけての季節で、
スッキリした空です」
魂は完全なる完璧な順で、
必要なヴィジョンをみせていきます。
初めのヴィジョンで、
空を見上げているシーンは
少なくありません。
天を仰ぎながら、
感情をあれこれ整理したり、
誰かを待っていたり、
誰かを想っていたり。
人の常、世の常なのかもしれません。
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「わたしは男性です。
編集者です。
妻と息子がいます。
今は職場にいるようです。
書類を束ねていて・・・」
Mさんの声のトーンに
曇りが見えました。
「何があったのですか?」
と尋ねると、
「やってしまった・・・
頭を抱えているのです・・・
わたしは・・・
大きなチャレンジをしました・・・
でも
それはとても大きな失敗でした。
損害が大きく、借金は重なり・・・
みんな辞めてしまって、
家族からも見放され、
無残に紙だけが残っています」
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Mさんの声から
深い深い悲しみと
罪悪感が垣間見えました。
記憶を思い起こした時に
苦しみが出てくるなら、
それはまだ感情が
味わい尽くされていない証拠です。
しかしながら、
Mさんはわかっていらっしゃると
わたしは思いました。
苦々しい想いは、
すでに甘みに変わっていることをーー。
わたしは直感的に、
次の人生をみる必要があると思い、
魂の旅をつづけました。
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「今、どんなところにいますか?」
「今度はお城の中にいます。
日本の、とても大きなお城の中。
わたしは女性です。
穏やかな顔で、
色んな女性を教え導いています。
とても気分がいいです!」
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たくさんの女性を率いて、
道徳のようなものを
教え導いているとMさんは言いました。
前の人生とは打って変わって、
とても平安な人生でした。
そして
魂の還るべきところに還りました。
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改めてメッセージをもらうため
お城の女性を呼び出すと、
Mさんはこんなことを口にしました。
「失敗したら一人になる
ってあなたは思ってるけど、
それは違うのよ」
過去の自分から
今の自分へのメッセージ。
M様は涙を堪えきれず、
頬に河の流れが伝っていました。
“違っていた”
“違っていた”
“違っていた”
その言葉が
本当の意味を思い起こさせたのです。
意味づけにすぎなかったこと。
通過点にしか過ぎなかったこと。
諦めずに、
やり遂げる気持ちを学んだこと。
あの時の罪悪感、後悔が、
あふれる涙とともに
消化・昇華されていきます。
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「あなたを助けてくれる人が必ずいる。
幸せな女性を増やすことが
あなたの生まれてきた目的。
そのために
必要なものはすでに揃っている」
Mさんは途切れ途切れに、
しかし、しっかりと想いは綴られ、
胸に刻んでいるかのような
話し方をされていました。
自分の口から出た言葉に
激しく揺さぶられる魂。
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りんごの芯のように
真っすぐで揺るがない、
強い”信念”のような――
もはや抗う意味さえ
見あたらない”宿命”――。
愛のモットーの嵐に、
Mさんのハンカチは濡れ続けました。
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*
*
*
「とてもスッキリしました!」
今ここに戻ってきたMさんは
来た時よりもずっと輝かしく、
透明感あるお肌が
さらにピカピカと光っていました。
魂の旅路中、
涙を流す方がほとんどですが、
わたしはその涙を見ることが
とても大好きです。
だって、
それが本来の姿であり、
真実ですもの。
ありのままの美しさを、
いつもいつまでも
水槽を眺める子どものように
ジィーッとみています・・・♪
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