Short Story

【Short Story】December

12月になるころ、
「今年もあと1ヶ月で終わる」と言う。

今年中に済ませておきたいことに
考えを巡らせ、後悔や願望が切に出てくる。

 

12月に入れば、
「今年はもうあと数日しかない」と言う。

時が過ぎるのは速いなどと言って、
今年を急速に振り返る。

 

やり残したことはないか?
やりたかったことは全部したか?

 

 

・・・どうしてだろう?

時間軸がないと知っていながら、
今年は、来年は、と言って
切り替えが行われるような気がしてしまう。

 

どうして12月だけそんなこと思ってしまうのか。

 

人生全体に言えることではないだろうか。

 

常に、
昨日できなかったことは今日できたか
さっきやろうと思ったことを実際にやったか

そう過ごしていれば
べつに12月に限らない。

 

さっき思い付かなかったことを
今思いついたとき、
もうさっきの自分ではなくなっていて、
全く別の存在になっているというのに

わたしたちは時の連続性を気持ちの上で感じている。

 

でも、そんなことする必要があるだろうか?

 

時に苦しめられるのは幻想だと言うのに。

 

時は今しかないと思えば思うほど、
わたしは自分自身を意識する。

 

自分とは何者なのか
本当は何がしたいのか
自分にとっての幸せとは何か
愛を与えるとはどういうことか
もっと見つけたい
もっと感じたい
もっと知りたい

そう思うほどに、ますますその思いも募る。

 

見えない意識にするように
満たされた世界に吸い込まれていく。

 

時はわたしたちをぎゅうぎゅうに押し込めたりしない。

押し込んでいるのは自分自身だ。

 

解き放て、自分を。

 

我慢せず、自分の可能性を広げよう。

 

もっと幸せになっていい。

もっと幸せになる権利がある。

 

あなたの幸せはそれだけじゃない。

 

もっともっと、幸せになれる。

 

あっちにもこっちにも
あなたを幸せにするものが散りばめられている。

この世界は、地球は、本当に美しいのだ。

 

 

愛を、解き放て。

 

世界はもっと広い。

愛は、世界をひろくする。

 

愛は、無限だ。

 

 

 

 

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