【Short Story】「人生最悪の日」が「人生最高の日」④「後悔が人生に与える影響」

Short Story

 

わたしは沖縄へ引っ越したことを、
十年以上も「後悔」していた。

しかし、これはただの「暗い物語」ではない。

 

絶望から「真の道」「真の愛」
「真の自分」を見出した、
「人生ぐるっと180度逆転物語」なのだ。

 

このストーリーで話すことは、
長くて短い、人生の1ページ。

どんな本でもそうであるように、
わたしが体験したことを
「あなたは読むだけで体験(共感)でき」、
考え、今後に活かすことができる。

 

そのために書いていることを、
念頭に置いて
続きを読んでいただきたい。

 


 

「後悔」が人生に与えるもの

あまりに多くのことがありすぎた。

一つ一つ振り返ろうとしたら、
時間がものすごくかかってしまう。

だから、割愛し、端的にまとめようと思う。

 

 

若干13歳だったわたしは、
その後、痩せ細り、
感動や幸せはどこかへ置き忘れ、
五感もすっかり機能しなくなった。

無感情で、無感動。
何しても反応しなくなった。

 

まるで「生きる屍」状態。

沖縄の方言で言えば、
「マブヤー(魂)を落とした」のだった。

 

さらに、これも宿命かな、

 

沖縄に来てからというものの、
霊力が開花したらしく、

実家でも学校でも
(自室は霊道だった)、
「霊的現象」「怪奇現象」が止まらず、
ユタ(沖縄の霊媒師)のお祓いに
何百回もお世話になった。

 

 

精神的にも、身体的にも、
スピリチュアル的にも、
わたしは参っていた。

 

事態はどんどん悪化していった。

 

 

 

後悔し続けて生きたら、こんなことが起きる。
(これは戒めである)

・体重が30kg台まで落ちた
・胃に穴が空いた。2回。
・原因不明の皮膚の病気になった
・医者に「白血球が人の半分しかない」と言われた
・鬱になった
・精神薬で錯乱状態、迷惑をかけまくった
・しょっちゅう霊に取り憑かれた
・いつでもどこでも過呼吸になった
・五感が働かなくなった
・不眠とストレスで頭が働かなかった
・悪夢を毎日見た

 

ここからわかることは、

「後悔」し続けても、
何もいいことがない

ということだ。

 

逆にいえば、
後悔をやめれば、
人生にいいことが起きる。

 

 

「引き寄せの法則」
「潜在意識のメカニズム」
でも証明されているように、

この世界では、
想念があってはじめて、
目の前の現実が創り出される。

 

現実は与えられるのではなく、
現実はつくられているのだ。

自分自身によって。

 

いつだって始まりは、他でもない、
「自分自身」だ。

「わたし」こそ、
この「嫌な現実」を次々とつくり出し、
引き寄せた張本人だったのだ!

 

 

人生でき合わなければならない闇との闘い方

これから書くことは、

「後悔」「自己否定」「過去に執着」
「悲しみ」「孤独」「怒り」
「感情のコントロール」など、

誰もが向き合わなくてはならない闇との闘いだ。

 

もちろん、闇を避けて通れるなら
是が非でもそうしたいところである。

 

しかし、そうはいかない。

 

この世界は「相対世界」だ。

 

どんなに明るく見える星も、
闇がなければ照らされず、
星のスグ真隣には闇が拡がっている。

 

光と闇はツインなのだ。

 

わたしはこう思っているー

明るく前向きな人ほど、
闇の部分は光と同じほどある、と。

 

ネガティブな自分を隠しているから
明るく見えるのではない。

 

ネガティブな
自分を超えた先で、

「前向きな自分」を手に入れたのだ。

 

 

光は闇のおかげで存在し、
光と闇は表裏一体。

 

向き合わず、どう前に進めるだろう。

 

「影を産まない光はない。
闇について知ることこそが大切なのだ」

アルベール・カミュ

 

 

 

⑤「過去への執着を手放す方法」に続く。

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